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僕が『ハリー・ポッター』にハマらないワケ~『ファンタスティック・ビースト』を観て

博士です。

 

あの『ハリー・ポッター』の続編だと!?
これは観に行かないと、と『ファンタスティック・ビースト』を観に行った。

 

しかしよく考えると、僕は『ハリー・ポッター』シリーズはほとんど観ていない。
ちゃんと観たのは第一作くらい。
その内容もほぼ覚えていない。

 

これじゃにわかファンじゃないか!!!

 

でも僕は大阪のUSJで「ハリー・ポッター・ライド」にも乗っている!
3時間待ちしてまで乗ったのだ!
ちなみに、絶叫マシン恐怖症の僕はライドに乗った瞬間怖くて目をつぶってしまった。
次に目を開けた時には「よくやった、ハリー」と同級生たちが冒険から帰ってきたハリーを迎えてくれた場面だった。
3時間も待ったのに、ライドの95%以上目をつぶっていた自分が悲しかった。

 

ま、それくらい『ハリー・ポッター』に縁のある僕は当然のこととして『ファンタスティック・ビースト』を観に行ったわけだ。

 

以下に箇条書きにしてこの映画から分かったことをネタバレせずに書こう。
1. 映画に出てくるビーストは本当にファンタスティックだった。
2. 主役ニュート役のエディー・レッドメインよりもジェイコブ役のダン・フォグラーの方が魅力的に描かれていた。
3. 魔法が使えるのが当たり前すぎて、魔法のスペシャル感がなかった。
4. きっと続編が出るなって分かる伏線の未回収があった。

 

正直なところ、引き込まれるほどの力ある作品ではない。
『ハリポタ』好きな人にはそれなりにフックがあるのだろうが、『ハリポタ』にハマってこなかった僕には、あまり引き込まれる要素がなかった。
やはり子供、あるいは子供の心を持ち続けている人には訴えかける作品なのかなとも思う。

 

人生の半ばを過ぎて中年街道をまっしぐら進む僕には魔法なんて信じられないし、信じたくもない。
魔法なんてないし、学問に王道もない、バブル経済を知っている僕には、株や土地売買なんかで永遠に儲け続けることなんてできないことはイヤってくらい分かっている。

 

現代の科学は人間について多くのことを明らかにしてくれている。
脳科学の進歩はすさまじく、脳のさまざまな部位がそれぞれさまざまな機能をつかさどっていることが分かっている。
TVの特番で夢を与え続けてくれたオカルトの中でも、もしかすると存在するかもしれないと思わせる霊現象でさえ、脳のある部位が機能不全になるとそういう現象が起こることが分かっている。
この部位を事故等で欠損した患者は、幻の人間が見え、その人間が自分に語りかけてくる体験をする。

 

この世界のあらゆる現象は全て脳が引き起こしている。
あるのは唯物論
心はどこにあるかといえば、脳の中にあるというのが正解だ。
残念ながら魔法なんて存在しない。

 

ここまで書いて、なぜ僕が『ハリー・ポッター』シリーズにハマらないのかが分かった気がした。
リアリティーがなさすぎる。
なんてことを言うと、元も子もないか。

 

博士の映画評価『ファンタスティック・ビースト』
★★★☆☆